反面、メーカーもあまり燃費が悪くなっては評判を落とすから、排気量アップしたぶんの余裕トルクを全部加速のために使わず、高速ではエンジン回転を下げて省エネルギー型にしている。だから、高速道路で長距離を続けて走ると意外に燃費はいいのに、市街地ではよほど省エネルギー運転をしないと燃費が劣る。ドラィピング◎テクニッククラウンの場合、タクシーやワゴンを除きほぼ100%がオートマチック車である。別の言葉で言えばトヨタの4速オートマチック車は、このクラウンで必要だったからここまで育てられた。予備知識として知っておいて欲しいのは、トヨタの場合エンジンの性格ごとにATも違うマッチングであること。とくに、今の4速ATは同じように見えるが、電子制御なので細かいソフトで味付けを変えている。したがって、車によって運転も多少変えることが必要だ。では、まずドライビング・ポジションである。上級の車にはチルト・ステアリングに加え、ハンドルが前後にも調節できるが、クラウンの場合も車体が大きいのでできるだけ路面が立体的に見えるようにシートの高さを調節する。そのうえでリクライニング角度を決める。座高と足の長さによって個人差が大きいので甘く見ないほうがいいだろう。狭い道はもちろん、市街地で動きが不安定な車はだいたいが前が良く見えていないからだ。車の事をいろいろ知りたいならこちら→まずはここから始めよう。

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